2025-04-04

CSS: text-autospace

Safari 18.4からCSSでtext-autospaceが使えるようになった。Chromeは去年末くらいから使えたらしい。mdn web docsにまだ載ってないな… が、これでCJKとASCII間に4分アキが入る!ありがたい。さっそくCSSに適用。

@@ -215,6 +215,7 @@
 
 body {
   font: /* $(body.font); */ var(--body-font);
+  text-autospace: normal;
   color: /* $(body.text.color); */ var(--body-text-color);
   background: /* $(body.background); */ var(--body-background-color) none repeat scroll top left;
   padding: 0 $(content.shadow.spread) $(content.shadow.spread) $(content.shadow.spread);

適用前後でこのくらいの差になった。

text-autospace適用前 text-autospace適用後
text-autospace適用前後

追記

CJKとASCIIの間にタグが挟まれてると4分アキが入らないなあ。

2025-03-10

Atmos奮戦記その4

[Atmos奮戦記][Atmos奮戦記その2][Atmos奮戦記その3]の続きです。

買ってしまったよ、AVR-X3800H

Denon AVR-X3800H

これまで

使ってたAVアンプはmarantz NR1711という7.1chプリ+7chパワーの廉価機で、Dolby Atmosは5.1.2chまでしかできない。なので7.1.4chなDolby Atmosを実現するため苦心していた。なぜかMacからそのAVアンプへはHDMI Multi Chのうち7,8chが届かなかった。そのため、AVアンプには1〜6ch分で5.1ch分を担当してもらい、リアサラウンド,トップフロント,トップリアのために3組のUSBアンプをMacにつなげ、Core AudioのAggregate DeviceないしRogue AmoebaのLoopbackを使い12ch分のMulti Ch出力にしてがんばっていた。

んが、これだとAVアンプの7,8chの出力にスピーカーがつながっていない。MacのMusic.appやTV.appからのMulti Chを楽しむにはそれなりに有効だけど、Apple TV 4KやWindows上のKodiからのHDMI Passthroughでは7.1chやDolby Atmosなどの映画が堪能できない。なのでKodiでサラウンド映画を没入鑑賞したい場合はトップリアかリアサラウンドへのスピーカーケーブルをUSBアンプからAVアンプの7,8chに繋ぎかえていたりした。AVアンプにも5.1.2chと7.1chそれぞれPresetを作って切り替えである。面倒なことこの上なし…

M4なMac mini導入

これでMusic.appやTV.appでHDMI Passthroughが可能に!なのに不満が募ってきた。せっかくのHDMI PassthroughなのにDolby Atmosで5.1.2chしかできないから。Multi Chとはいえ一度7.1.4chの音場に慣れてしまっていると物足りないったらありゃしない。かといって今さらMulti Chにも戻れない。

Apple One導入

今年になってAppleサブスクの契約をApple Music年間+iCloud+50GBからApple One(iCloud+50GB含む)へ切り替えた。これでファウンデーションが見られる!

しばらくはMulti Chな7.1.4chを断念し、5.1.2chと7.1chを切り替えられるようにした。トップリアスピーカーの位置を真上にしてトップミドルとし、トップフロントは切り離し、AVアンプの7,8chにはスピーカー切り替え機経由でトップミドルとリアサラウンドをつないだ。ソースに合わせこのPresetとスピーカーを手動で切り替えるわけだ。なんて面倒な!しかし、KodiやAppleTV+のためには仕方ない。

さらに募る不満!もう5.1.2chじゃ話にならない。

Denon AVR-X3800H導入

ということでポチってしまった。11.4chプリ+9chパワーの中級機である。これで、MacのMusic.appやTV.appでも、Apple TV 4KやWindowsのKodiでも、7.1.4chなDolby Atmosや7.1ch(たいていはNeural:Xでトップへ拡張して)が面倒な手続きなしに実現できる。

パワーアンプが9chしかない(11chある機種は死ぬほど高い)のでフロント2chは外部のパワーアンプを使う。驚いたことにHDMI Multi Chはちゃんと8chとも届く。逆にHDMIスプリッター経由するとHDMI Passthroughにならない(ので外した)。相性なのかなあ。